メルマガ 第12号 花王
今回は、ダイエットに効果があるという事で「ヘルシア緑茶」が大ヒットしている
『花王』
を取り上げます。
「ヘルシア緑茶」は2003年5月に発売されました。発売当初は関東地方限定での販売でしたが、4カ月で60億円を売り上げる大ヒットとなり、その後、全国展開し、200億円を売り上げ、花王の23期連続最高益達成のけん引役となった大ヒット商品です。今期は前期の倍の400億円の売上を見込んでいるとの事です。
「ヘルシア緑茶」は「健康(ヘルス)をアシストする」という意味から、「ヘルシーアシスト」で「ヘルシア」と命名されたそうです。
しかし、その「ヘルシア緑茶」が、健康を害するという事らしい。なんでも、人体によくない可能性のある添加物がたくさん含まれているという。
↓↓ 下記参照 ↓↓
どこまで人体に害があるかわからないが、健康に良いと言う商品が、人間の体に良くないというのは皮肉なものです。
さて、「ヘルシア緑茶」のヒットもあり元気の良い「花王」ですが、創業は、1887年(明治20年)で、創業者の長瀬富郎の姓をとった「長瀬商店」という屋号で、アメリカ製の化粧石鹸を中心に石鹸や輸入文房具などを販売する日用雑貨商でありました。
しかし、当時の国産石鹸は、安価ではあったが、粗悪品が多く評判は良くありませんでした。そこで長瀬は国産品の悪評を払拭するため、自ら石鹸の製造に乗り出すことにし、あえて高級化粧石鹸の販売を目指しました。
そして、3年後に社名の由来にもなっている、1年半の開発期間をかけた固形石鹸を発売することなります。当時石鹸といえば、洗濯用石鹸を指し、洗顔用の石鹸は洗濯石鹸と区別するため「顔石鹸」と呼ばれていました。
その「顔」に発音が通じる「花王」をあて「花王石鹸」と命名しました。
この時、「美と清浄のシンボル」としておなじみの「月のマーク」が作られました。この三日月マークは、実は6回も変わり、現在の三日月マークは7代目なのです。皆さん意外と知らないと思います。
まあ当然といえば当然なのですが、現在のマークは昭和28年から使われ始め、52年間変わっておらず、それ以前のマークが作られてから60年あまりで6回も変わっていますから...
なんにしても、この三日月マークは花王のシンボルマークとして現在まで受け継がれています。
■ 沿革 ■ -----------------------------------------------
1887年(明治20年)
「長瀬商店」を創業。
1890年(明治23年)
「花王石鹸」を発売。
1925年(大正14年)
「花王石鹸長瀬商会」を設立。
1935年(昭和10年)
吾嬬町工場が独立し「大日本油脂」となる。
1940年(昭和15年)
「鉄興社」と折半出資で「日本有機」を設立。
1946年(昭和21年)
「花王石鹸長瀬商会」から「花王」に社名変更。
1949年(昭和24年)
「日本有機」が「花王石鹸」に社名変更。
「花王」と「大日本油脂」が合併し「花王油脂」となる。
1954年(昭和29年)
「花王石鹸」と「花王油脂」が合併し「花王石鹸」となる。
1979年(昭和54年)
生理用品の「ロリエ」を発売。
1985年(昭和60年)
「花王石鹸」から「花王株式会社」に社名変更。
2003年(平成15年)
「ヘルシア緑茶」を発売。
■ 企業データ ■ -----------------------------------------
正式社名 花王株式会社
住所 〒103-8210
東京都中央区日本橋茅場町一丁目14番10号
電話番号 03-3660-7111
URL http://www.kao.co.jp/
メールマガジン『名前の由来』の購読はこちらから
