メルマガ 第15号 ファーストリテイリング
今回は、「ユニクロ」を運営する
『ファーストリテイリング』
を取り上げます。
1999年~2000年にかけてのフリースブーム。2000年の秋冬だけでも1200万枚を販売し、ほぼ10人に1人が買った計算だ。みんなも一着は持っているのでは?
現在のユニクロは、商品の企画から、生産・物流・販売まで手がけるSPAと呼ばれる製造小売業ですが、元々はナショナルブランドの衣料品を販売する小売店でありました。
1949年に山口県宇部市に「メンズショップ小郡商事」の名で個人創業した紳士洋服店が始まりです。1963年には会社組織とし、「小郡商事」となりますが、この時はまだ、柳井正氏の父親柳井等が経営をしています。
当時の山口県の紳士服市場は、青山商事(広島県福山市)、はるやま(岡山市)、フタタ(福岡市)が急成長していて、「小郡商事」の販売は苦戦していました。
柳井正氏は1972年に入社し、父親の後を継ぎ、1984年に社長に就任すると思い切った業態転換をして、カジュアルウエアへ進出し、広島県広島市に「ユニクロ」の第1号店を出店します。残念ながらこのユニクロ1号店の袋町店は1991年に閉店しています。
1980年代後半よりPB商品の開発を本格化し、1996年に中国に生産拠点を持ち、SPAを本格化していきます。この後、フリースブームが到来してユニクロは急成長し、”国民的ブランド”となります。しかし、フリースブームが去った後は、試練の時代へ突入します。
2001年11月の売上が前年同月比でマイナスとなり、その後ピークの2001年から2年間で1000億円の売上を減らす事になります。2年間で1/4の売上が減ってしまうという大変な事態となりました。
暗黒の時代が続きますが、2004年度は増収増益となり、2004年10月に「ユニクロは、低価格をやめます。」との広告をだし、今までの「価格重視」から「品質重視」へ方向転換を図り、復活へ向けて歩みだしています。
社名の「ファーストリテーリング」は、英語の「FAST RETAILING(速い小売)」からきており、「お客様の求めている商品を、いかに速く商品化し、いかに速く提供できるか」という会社の根本精神を表しています。
店舗名の「ユニクロ」は、「unique clothing ware house(ユニークな衣類の倉庫)」の略です。
■ 沿革 ■ -----------------------------------------------
1949年(昭和24年)
山口県宇部市で「メンズショップ小郡商事」を創業。
1963年(昭和38年)
法人化し「小郡商事」を設立。
1984年(昭和59年)
「ユニクロ」第1号店を広島市に出店。(袋町店 1991年に閉店)
1991年(平成3年)
「小郡商事」から「ファーストリテイリング」に社名変更。
1994年(平成6年)
直営店舗数が100店舗を超える。
1999年~2000年
フリースブーム 2000年の秋冬で、1200万枚を販売。
2001年(平成13年)
フリースブームにより売上高4000億円を突破。
2003年(平成15年)
直営店舗数が600店舗を超える。
■ 企業データ ■ -----------------------------------------
正式社名 株式会社ファーストリテイリング
住所 〒754-0894
山口県山口市大字佐山717-1
電話番号 083-988-0333
URL http://www.uniqlo.com/
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