伊右衛門 -販売休止もなんのその-

サントリーの緑茶伊右衛門がヒットしています。
ちょうど1年前の今日、3月16日に発売されたわけですが、発売2日間で67万ケースを売り上げ、そのままの勢いで売れ続けると、月間200万ケースの販売量となる模様でした。

当初は月間の販売数量を50万ケースとみていた為、予想の4倍の販売量となるわけです。当然ながら販売に生産が追いつかず、発売からわずか3日間で販売を休止する事になりました。その後、生産体制を整え、4月20日より関東エリアで販売を再開し、順次エリアを広げ、7月6日からようやく全国で販売を再開する事になりました。


その「伊右衛門」はサントリーが考えた名前?いや違います。由緒正しき?由来があります。

この伊右衛門という緑茶はサントリーが独自に開発した緑茶でなく、京都の福寿園という老舗茶メーカーと提携し共同開発した商品です。
福寿園は寛政2年(1790年)創業の歴史のある老舗茶メーカーで、その福寿園の創業者が福井伊右衛門と言います。その創業者の名前からとり付けられた名前なのです。

この緑茶飲料分野というものは、伊藤園おーいお茶が圧倒的に強く、他社がいくら対抗商品を出しても勝てませんでした。しかし、伊右衛門は昨年の売り上げ2位であった生茶を抜き、首位のおーいお茶に迫る勢いです。今年は5,000万ケースの販売を見込むとの事です。(おーいお茶の売り上げは年間6,700万ケースである。)

茶葉と水と製法にこだわり、さっぱりとした味わいにして、CMには俳優の本木雅弘さんと宮沢りえさんを起用し、竹筒型のボトルデザインを採用と全体的に京都の和のイメージを全面に出したイメージ戦略が当たり、ヒットにつながっています。

今後のおーいお茶、伊右衛門の売れ行きが気になりますね。


伊右衛門製品情報
http://www.suntory.co.jp/softdrink/iemon/

2005年03月16日 22:32