メルマガ 第32号 マンダム

今回は、男性化粧品でトップシェアを持ち、大手化粧品メーカーの資生堂とトップを争う

『マンダム』

を取り上げます。

マンダムはギャツビーというブランドを持っています。しかし、現在、50~60歳代の人には、「う~ん、マンダム」のCMで一世を風靡した、マンダムブランドのほうがなじみがあるかもしれません。

マンダムは、元々は香水の輸入販売会社として設立された「金鶴香水」が前身となります。しかし、その「金鶴香水」の歴史はというと、もう少し遡る事になります。


大阪にある輸入雑貨品の販売を行っていた大崎組は、フランスより香水を輸入し、それに「鶴香水」という名前を付け販売していました。「金鶴」は、その最高級である事を表すブランド名でありました。しかし、その大崎組は、大正14年に倒産してしまいます。そこで、大阪の化粧品を取り扱っている商社が集まり、その事業を引き継ぐ形で設立した会社が「金鶴香水」なのです。


設立から、5年後の1932年に西村新八郎が社長となりますが、この人は、現在のマンダムの社長の西村元延の祖父にあたる人です。
西村新八郎は、丹頂ブランドで、ポマードや、ヘアクリームなどの整髪料を次々と発売していき、「丹頂チック」のヒットにより、現在のマンダムの基礎を築き上げた人物です。
「チック」とは「cosmetic(コスメチック)」のことで、化粧品全般の意味と、脂肪に香料を混ぜた整髪料の意味を持っています。

そして、現在のマンダムの方向性を決定付けた液状整髪料の「マンダム」シリーズが、1970年に発売されます。
CMにハリウッドキャラクターのチャールズ・ブロンソンを起用しますが、これが大ヒット商品となり、CM中の一言「う~ん、マンダム」が流行語となります。その大ヒットにより、翌年そのブランド名を社名とします。

マンダムとは、「丹頂」の時に作られたブランド名ですが、「man(男)」と「domain(領域)」を合わせた造語で「男の領域、男の世界」を表す言葉であり、今後の丹頂の方向性を示すものでありました。
社名が「マンダム」に変わった後は、「human(人間)」と「freedom(自由)」を合わせた言葉として、人間尊重と自由闊達な風土の中で豊かな創造性が発揮される人間集団を意味するとしている。


■ 沿革 ■ -----------------------------------------------

1927年(昭和2年)
「金鶴香水」設立。

1933年(昭和8年)
「丹頂チック」発売。

1959年(昭和34年)
「金鶴香水」から「丹頂」に社名変更する。

1970年(昭和45年)
「マンダム」発売。
CMキャラクターとしてチャールズ・ブロンソンを起用。

1971年(昭和46年)
「丹頂」から「マンダム」に社名変更。

1978年(昭和53年)
「ギャツビー」発売。

1989年(平成1年)
無香料の整髪料「ルシード」を発売。

1993年(平成5年)
女性向け無香料整髪料「ルシードエル」を発売。

1999年(平成11年)
「ギャツビー」が男性用化粧品で業界初の100億円突破する。


■ 企業データ ■ -----------------------------------------

正式社名 株式会社マンダム
住所   〒540-8530
     大阪府大阪市中央区十二軒町5-12
電話番号 06-6767-5001
URL    http://www.mandom.co.jp/


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まぐまぐ

2005年06月20日 21:59

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