メルマガ 第35号 三洋電機
今回は、洗濯機や冷蔵庫、エアコンなどの家電製品を製造、販売する
『三洋電機』
を取り上げます。
「三洋電機」は、日立、松下、ソニー、東芝などの大手の家電メーカーの陰に隠れて表向きはあまり目立たない会社ですが、しかし、その実態は光ディスクや二次電池などの電子デバイスに非常に高い技術力を持つ会社で、デジタルカメラや光ディスクドライブなどのOEM供給では、トップシェアを誇っています。
電子デバイスメーカーの三洋ですが、太陽光発電のメーカーとしても有名です。
「ソーラーアーク」を知っていますか?
東海道新幹線で東京から大阪へ向かう際に岐阜羽島駅を過ぎた当たりで右側に、高さ37m、長さ315mの巨大な構造物が目に入ります。これが、大規模太陽光発電施設「ソーラーアーク」です。
施設には5046枚の太陽電池パネルが使われており、そこで、パネルの基本性能の長期間の実証実験が行われています。また、建物中央部には太陽電池科学館が併設されており、エコロジー&サイエンスのモニュメントとして、位置付けられています。
有名な話ですが、このソーラーアークに使用されている太陽電池パネルは、子会社の三洋ソーラーインダストリーズが不良品(出力不足)のパネルを販売していたとして、回収されたパネルが使われていて、製品品質に対しての戒めとしての意味も持っています。
こちらも有名な話ですが、「三洋電機」は「松下電器産業」と非常に深い関係があります。
三洋電機の創業者の井植歳男(いうえ としお)は松下電器を創業したメンバーの1人であります。
松下電器産業は、1918年に二股ソケットを製造するため創業された「松下電気器具製作所」が前身となります。この創業に携わったのは、もちろん松下幸之助でありますが、妻のむめのと妻の弟の井植歳男も創業時のメンバーに入っていました。
松下幸之助は井植歳男にとっては義兄にあたります。
井植は戦後のGHQの公職追放令のあおりを受け、松下を退職することになり、独立して、三洋電機製作所を設立する事になります。
その時付けられた社名の三洋は太平洋、大西洋、インド洋を表し、「3つの海を越える(世界のすべての国を相手にし、世界で活躍できる企業になる)」という意味を込めて付けられています。
■ 沿革 ■ -----------------------------------------------
1947年(昭和22年)
「三洋電機製作所」として創業。
1950年(昭和25年)
「三洋電機」設立。株式会社化する。
2002年(平成14年)
ソーラーアーク完成。
■ 企業データ ■ -----------------------------------------
正式社名 三洋電機株式会社
住所 〒570-8677
大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号
電話番号 06-6991-1181
URL http://www.sanyo.co.jp/
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