1996年。創立50周年を迎えたソニーはある決断をしました。
以前撤退していたパソコン市場に再参入することを決めたのであります。
翌97年の7月1日には「VAIO」と付けられたパソコンを発売します。
このパソコンには、今までのパソコンにはないコンセプトを持っていました。
パソコンで音楽を聴いたり、映像を見たりといった新しいパソコンの使い方を提案するパソコンであり、そのコンセプトを「VAIO」という名前で表したのです。
「Video（ビデオ）」
「Audio（オーディオ）」
「Integrated（融合された）」
「Operation（活動・操作）」
それぞれの単語の頭文字をとり 「VAIO」 と付けられています。
ロゴの「V」と「A」はつながっていますが、これは音の波、つまりアナログ信号である正弦波（サイン波）の波形を表わしたものであります。「I」と「O」は、デジタル信号の「1」と「0」を表していいて、「VAIO」のロゴ全体で、アナログとデジタルの融合を表しているのです。
【関連リンク】
ソニーの社名の由来
プレイステーション2の由来
VAIO 公式サイト http://www.vaio.sony.co.jp/
