シビック

カテゴリ:

8代目が誕生!!
9月22日にシビックがフルモデルチェンジ。7代目の5ドアが不振だった為、今回は日本には4ドアセダンのみの導入となります。

シビックの誕生は1972年と30年以上も前の事ですが、同じ頃の1970年のアメリカで大気浄化法(通称マスキー法)という法律が全面改正されます。そのなかには自動車の排気ガス規制が盛り込まれますが、その内容というものが排ガスレベルを10分の1しなさいとう非常に厳しい内容のものであった。当時の技術では、これをクリアすることが出来ず、多くのメーカーが馬力の低下やアメリカ市場から撤退を余儀なくされる事になります。

しかし、ホンダは、このマスキー法をクリアするエンジンを世界で最初に開発します。
驚異的なクリーンなエンジンでありながら、高い動力性能と低燃費を実現するCVCCエンジン。
このCVCCエンジンを搭載した初代シビックは、国内のみならずアメリカでも大ヒットし、4輪自動車事業から撤退が囁かれていたホンダの窮地を救う事になります。

そしてモデルチェンジを重ね1980年代の後半から1990年代の前半のピーク時には年間10万台以上をコンスタントに販売しますが、最近のミニバンブームなどもあり、昨年の2004年の販売台数は、1万2,000台程度と低迷しています。

新型は目標販売台数をガソリンエンジンで2万4,000台、ハイブリットで6,000台と両方で年間3万を設定していますが、この新型で巻き返しを期待したいところです。


シビックの車名は、英語の「civic」からきていて、「市民の」という意味である。市民のためのクルマを徹底追及して造ったという意味が込められている。


【関連リンク】
本田技研工業の社名の由来

シビック 公式サイト http://www.honda.co.jp/CIVIC/






カテゴリの一覧