メルマガ 第58号 セイコーエプソン
今回は、この時期、年賀状の印刷で大活躍するプリンターを販売する
『セイコーエプソン』
を取り上げます。
エプソンのプリンターと言えば、カラリオですね。
昨年は、松浦亜弥さんとモーニング娘。がイメージキャラクターとしてカラリオをPRしていましたが、今年は、長澤まさみさんがイメージキャラクターに起用され、おじいちゃん役の藤村俊二さんとお父さん役の高橋克実さんの3人でカラリオをPRします。
マルチフォトカラリオ TVCMギャラリー
http://www.i-love-epson.co.jp/products/colorio/colorio_cm/
現在は、プリンターで有名なセイコーエプソンですが、元々は、セイコーグループの一員として時計の部品の製造や組み立てを行う為に、1942年に大和工業として設立されたのが始まりです。
そして、1944年に設立された第二精工舎(現在のセイコーインスツルメンツ)の諏訪工場とともに時計の製造を行っていました。
1959年には、第二精工舎の諏訪工場が分離独立し、大和工業と合併して、諏訪精工舎になります。その諏訪精工舎の子会社として、1961年に時計部品メーカーの信州精器が設立されます。
信州精器は、腕時計の精密加工技術を応用する事により、電子機器用の小型の電子プリンターを開発し、この電子プリンターを「EP-101」の名前で1968年に発売します。
EPとは「electronic printer」の頭文字をとってつけられています。
当時、普及が始まっていた電卓ですが、計算履歴を残すことが出来ず、電卓メーカーは履歴を残す事が出来る装置を探していました。
しかし、この当時のプリンターはというと重さが10kgもあり、価格も高く、電卓に内蔵する事はとても無理な事でした。
そこへ登場したのが、重さがわずか2.5kgしかない小型・軽量の「EP-101」。
多くの電卓メーカーが採用する事になり、累計出荷台数1444万台を記録する大ヒット商品となります。
「EP-101」のヒットによりエプソンは世界のミニプリンター市場でシェア6割を獲得します。
しかし、シェア6割といっても、会社の名前が表に出ないOEM供給の為、消費者の目に触れることはなく、社内では時計のSEIKOブランドのように自社ブランドでプリンターを売っていきたいという声が上がり、1975年に自社ブランドを立ち上げる事になります。
ブランド名は社内公募などにより、
EP(EP-101)をベースに、多くの価値ある子供(son)たちを創出してゆこうとする意味を込め、「EP+son」から「EPSON(エプソン)」という単語を作り出し、ブランド名とします。
そして、エプソンのブランド名でパソコン用のプリンター市場に進出し、現在の地位を築いていきます。
信州精器は、1982年にブランド名であるエプソンを社名にします。
そして、その3年後には諏訪精工舎と合併することになりますが、その際に「精工」のカタカナ表記の「セイコー」と「エプソン」を合わせたセイコーエプソンに社名変更して、現在に至ります。
■ 沿革 ■ -----------------------------------------------
1942年
有限会社大和工業として創業する。
1959年
有限会社大和工業を母体として株式会社第二精工舎(現在のセイコーインスツルメンツ株式会社)の諏訪工場が独立、合併し、株式会社諏訪精工舎となる。
1968年
世界初のミニプリンタ「EP-101」を発売する。
1982年
信州精器株式会社からエプソン株式会社に社名変更する。
1985年11月
株式会社諏訪精工舎とエプソン株式会社が合併する。
セイコーエプソン株式会社に社名変更する。
■ 企業データ ■ -----------------------------------------
正式社名 セイコーエプソン株式会社
住所 〒392-8502
長野県諏訪市大和三丁目3番5号
電話番号 0266-52-3131
URL http://www.epson.co.jp/
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