メルマガ 第64号 セシール
今回は、カタログ通販やネット通販を展開する
『セシール』
を取り上げます。
世間では大変な事になっています。
ライブドアマーケティングに証券取引法違反(偽計取引、風説の流布)の容疑が持ち上がりました。また、ライブドア本体にも粉飾決算の疑いがでてきました。
このライブドアショックにより株式市場が乱高下しています。
当然の如く、ライブドアグループの株価が大幅にダウンしています。
そのなかで、とんだとばっちりを受けた企業のひとつがセシールではないでしょうか?
昨年の10月にライブドアグループとの資本業務提携を発表し、翌11月にはライブドアグループがセシールの発行済み株式総数の60.4%を取得し、ライブドアの子会社となりましたが、今回の騒動で大きく株価を下げてしまいました。
セシールは、今回の資本業務提携で株式を売却した正岡道一が、昭和47年5月にストッキングの配置販売を始めたのが始まりです。同じ年の9月にはアジア物産を設立し会社組織とします。
配置販売とは、富山の薬売りの販売方法で、置き薬とも呼ばれている販売方法であります。使った分だけの料金を支払うというものです。
昭和50年には、職域販売を中心として、現在の事業の元となる通信販売も開始します。
職域販売とは、会社等の従業員を対象に、その職場の昼休み等の時間を利用して販売する方法であります。
昭和58年には、社名を東洋物産から現在のセシールに変更し、インナーウェア専門のカタログ「セシレーヌ」の発行を開始し、本格的に通信販売事業に取り組んでいきます。
社名の「セシール(CECILE)」は、ローマ時代から「美と音楽の守護神」として語り伝えられている女性「聖セシール」の名にちなんでつけられています。
最初は、取り扱いアイテムがストッキングだけでしたが、インナーウエア全般、そしてアウターウエアへと徐々に取扱アイテムを拡大していき、現在では、レディースアイテムだけでなく、メンズアイテムや家具などの生活雑貨など様々なアイテムを扱っています。
一時期は通信販売業界でトップだった売上高も、最近は毎年減少傾向で、通信販売業では、千趣会、ニッセン、ベルーナについで、4位となっています。
1997年度には2000億円以上あった売上高も、2005年12月期にはピーク時の3分の1以下の634億円になってしまうといいます。
売上高では、ジャパネットたかたに抜かれて5位となってしまいます。
巻き返しにと、ライブドアグループに入ったセシールですが、その矢先に今回の事件が勃発してしまい、セシールの復活には、まだまだ苦難の道は続くようです。
■ 沿革 ■ -----------------------------------------------
1972年(昭和47年)
正岡道一がストッキングの配置販売を開始する。(創業)
有限会社アジア物産を設立する。
1974年(昭和49年)
東洋物産株式会社を設立する。
有限会社アジア物産より全事業を引き継ぐ。
1975年(昭和50年)
通信販売を開始する。
1983年(昭和58年)
東洋物産株式会社から株式会社セシールに社名変更する。
カタログ「セシレーヌ」の発行を開始する。
2005年(平成17年)
株式会社ライブドアマーケティングの子会社となり、ライブドアグループとなる。
■ 企業データ ■ -----------------------------------------
正式社名 株式会社セシール
住所 〒760-0076
香川県高松市観光町547-1
電話番号 087-863-0808
URL http://www.cecile.co.jp/
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