メルマガ 第70号 モロゾフ
今回は、チョコレートやケーキなどの洋菓子を販売する
『モロゾフ』
を取り上げます。
もうすぐ、ホワイトデーです。
バレンタインデーにはたくさんのチョコレートをもらったでしょうか。
たくさんもらった人はお返しが大変ですね。
2006.3.14 White Day With Morozoff
http://www.morozoff.co.jp/whiteday/2006/index.html
そのバレンタインデーに、女性から男性にチョコレートを送る習慣を日本で最初に行ったのがモロゾフなのです。
では、まずはバレンタインデーの由来からどうぞ。
バレンタインデーを英語で書くと、St. Valentine's Day(聖バレンタインの日)となり、人の名前を表している事がわかります。
3世紀頃のローマに実在したキリスト教の司教 聖ヴァレンティヌス(聖バレンタイン)を指します。
当時のローマ皇帝クラウディウス2世は、兵士達の戦意が低下するとして若者の結婚を禁じていました。ヴァレンティヌスはそんな若者たちを哀れに思い、内緒で結婚をさせていました。
しかし、そのことが皇帝の耳に入り捕らえられてしまいしました。当時のローマではキリスト教は迫害されており、皇帝はヴァレンティヌスにローマ国教への改宗を迫りましたが、ヴァレンティヌスは拒否した為、処刑されてしまいました。
その処刑された日が2月14日です。
その処刑される前日に、ヴァレンティヌスは愛する女性に「あなたのヴァレンティヌスより」と署名した手紙を彼女に残したそうです。
これが、バレンタインカードの始まりと言われています。
また、ローマでは2月15日に肥沃の神の祭り「ルペルカリア」というものがありました。
これは祭りの前日の2月14日に、女性が自分の名前を書いた札を桶の中に入れます。翌日、男性は桶から札を引き、その札に書いてある名前の女性と祭りの間パートナーとして一緒にいるという縁結びの祭りでした。そして多くのパートナーたちはそのまま恋に落ち、結婚をしました。
これらが時とともに融合して、若い人たちが愛の告白をしたり、プロポーズの贈り物をする「恋人たちの日」として定着していったものと言われています。
日本のバレンタインデーの女性が男性にチョコレートを贈るという習慣は日本独自のものではありませんが、チョコレート一色というの日本だけみたいです。
バレンタインとチョコレートの関係のルーツは、1936年2月12日に神戸の洋菓子店のモロゾフが外国人向けの英字新聞にバレンタイン向けのチョコレートの広告を出したのが最初であります。
この後、1958年2月にメリーチョコレートが新宿の伊勢丹でバレンタイン・セールとしてチョコレートのセールを行っていますが、この当時はあまり広まりませんでした。
チョコレートの消費量の増加や女性誌に取り上げられた事から1970年頃より現在のようなバレンタインデーにチョコレートを贈る習慣が広まっていきました。
というのがバレンタインの由来ですが、モロゾフの由来はというと、
1917年(大正6年)にロシア帝国で発生したロシア革命により、ロシアからフェドール・モロゾフ一家が日本に亡命をしてきます。
神戸に住み着いたフェドールは、1926年(大正15年)に15才の息子、バレンタインと共に、トアロードにチョコレート店をオープンします。
前記した通り、息子のバレンタインは、1936年(昭和11年)に外国人向けの英字新聞にバレンタイン向けのチョコレートの広告を出します。
日本のバレンタインデーの起源ですね。
お店の方は、1931年(昭和6年)に神戸モロゾフ製菓株式会社として株式会社化されます。
社名は、見ての通り、フェドール・モロゾフの姓に由来しています。
その後、戦時中のゴタゴタで、モロゾフは共同出資者であった日本人と揉めて裁判沙汰となってしまいます。
結果、モロゾフは会社を去る事になります。しかし、「モロゾフ」の名称は、すでに商標として登録されており、モロゾフは自分達の姓を名称として使用する事が出来ず、「バレンタイン洋菓子店」としてお店を開店します。
この店舗は、空襲により焼失してしまい、戦後は、「コスモポリタン製菓」として、再び、チョコレート作りを始めます。
現在は、フェドール・モロゾフの孫の三代目バレンタインがチョコレートを作っています。
■ 沿革 ■ ----------------------------------------------
1931年(昭和6年)
神戸モロゾフ製菓株式会社を設立する。
1936年(昭和11年)
神戸モロゾフ製菓株式会社からモロゾフ製菓株式会社に社名変更する。
1972年(昭和47年)
モロゾフ製菓株式会社からモロゾフ株式会社に社名変更する。
■ 企業データ ■ ----------------------------------------
正式社名 モロゾフ株式会社
住所 〒658-0046
兵庫県神戸市東灘区御影本町6-11-19
電話番号 078-822-5000
URL http://www.morozoff.co.jp/
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