メルマガ 第72号 富士通
今回は、電気機器メーカーの
『富士通』
を取り上げます。
富士通と言うと我々には、パソコンや携帯電話の製造メーカーのほうがなじみが深いですが、ソフトウェア・サービス関係がメインの事業で、各企業などのサーバやネットワーク機器の設置からシステム構築やシステムの導入・運用支援を手がけ、ソフトウェア・サービス業界では国内首位のメーカーなのです。
では、富士通の歴史はというと?
富士電機製造株式会社の通信機器の関連部門が分離、独立して富士通信機製造株式会社として設立されたのが始まりです。
設立後は、「富士形3号電話機」と呼ばれる電話機や交換機を製造します。
富士形3号電話機
http://www.ntt-west.co.jp/info/databook/pdf/210-216.pdf
1945年に逓信院(現在の総務省や日本郵政公社、日本電信電話株式会社の前身)に正式に採用されたこともあり、順調に電話機の販売を伸ばしていきます。
1951年には、電気計算機の製造開始し、1954年に日本初のリレー式自動計算機「FACOM100」の発売を開始します。
1961年には、トランジスタ式大型汎用電子計算機「FACOM222」を発売、1965年には、「FACOM230」シリーズを発売します。シリーズ最小型機の「FACOM230-10」は当時の国産ベストセラー機種となるほどのヒットとなます。
こうして、電子機器事業に力を入れ、現在の通信機器、電子機器メーカーとしての形が出来上がります。
電子機器事業の拡大により、社名と実態が合わなくなり、旧社名の「富士通信機製造」から「信機製造」をとり、1967年に「富士通」に社名を変更します。
では、「富士」の社名は、
親会社の「富士電機製造」に由来して、富士山を表していると考えられますが、半分は正解なのですが、半分は正解ではありません。
その「富士」の由来はというと、
親会社である富士電機製造は、1924年に「古河電気工業」とドイツに本社がある世界的な電気、電子機器メーカーの「シーメンス (Siemens AG)」との合弁により誕生しています。その際に社名に両社の頭文字をとり命名されています。
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それだと「フシ」ではないか。
実は、「Siemens」の正確なドイツ語での発音は「ジーメンス」となります。
だから、両社の頭文字を合わせると、「フジ」となるのです。
この「フジ」に、富士山を連想する漢字の「富士」を当てて、「富士電機製造」とつけられています。
■ 沿革 ■ ----------------------------------------------
1935年(昭和10年)
富士通信機製造株式会社を設立する。
1967年
富士通信機製造株式会社から富士通株式会社に社名を変更する。
■ 企業データ ■ ----------------------------------------
正式社名 富士通株式会社
住所 〒105-7123
東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター
電話番号 03-6252-2220
URL http://jp.fujitsu.com/
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