メルマガ 第84号 シチズン時計

今回は、「CITIZEN」ブランドで時計を販売している

『シチズン時計』

を取り上げます。

シチズンといえば腕時計の製造メーカーです。時計事業の売上高はシチズン全体の売上高の40%弱を占めています。
しかし、電子部品、電子機器事業で、時計事業以上の売上高を稼いでおり電子デバイスメーカーという一面も持っています。

皆さんに身近な携帯電話にもシチズンの技術が使われています。
液晶画面のバックライト、赤外線のデーター通信モジュール、時を刻む水晶振動子など多くの製品が採用されています。

とはいってもシチズンの基幹事業は時計事業であります。

そのシチズンの誕生は、今から90年ほど前に遡ります。

銀座で貴金属店を経営していた貴族院議員の山崎亀吉が懐中時計の国産化を目指して 、1918年(大正7年)創立した「尚工舎時計研究所」がシチズンの前身となります。

当時の時計といえば、腕時計はまだまだ出始めで、懐中時計が主流の時代で、そのほとんどが外国製の製品でした。

懐中時計の国産化を目指すなかで、山崎亀吉は1921年(大正10年)末に優秀な技術者を育成するために「尚工舎時計工業学校」を設立しています。

そして、ついに国産の懐中時計を完成させます。

1924年(大正13年)に「CITIZEN」の名で懐中時計を発売します。
これが現在まで受け継がれる「シチズン」ブランドの始まりです。

この「シチズン」の名前は、山崎亀吉と親交が深かった、当時の東京市長の後藤新平に命名を頼み、英語の「citizen(市民、国民)」から、市民に愛され親しまれるようにとの思いを込めて「シチズン」と命名されています。

その後、「尚工舎」は経営不振に陥り、外国製の時計を輸入していた「シュミット商会」に勤める中島与三郎と鈴木良一に買収されることになります。

2人は商標名であった「シチズン」をとり「シチズン時計」として1930年(昭和5年)に新会社を設立します。

この頃になると腕時計も普及し、懐中時計と腕時計の比率は半々程度になっていました。そのため、「シチズン時計」は腕時計の開発を急ぎ、わずか1年後の翌年の1931年にシチズン初の腕時計を発売する事になります。

ここから、腕時計の「シチズン」の歴史が始まったのです。


■ 沿革 ■ ----------------------------------------------


1918年(大正7年)
尚工舎時計研究所を創立する。


1930年(昭和5年)
シチズン時計株式会社を設立する。


■ 企業データ ■ ----------------------------------------

正式社名 シチズン時計株式会社
住所   〒188-8511
     東京都西東京市田無町6-1-12
電話番号 0424-66-1231
URL    http://www.citizen.co.jp/


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まぐまぐ

2006年06月19日 20:58