メルマガ 第93号 ビックカメラ
今回は、 8月10日にジャスダック証券取引所に上場した
『ビックカメラ』
を取り上げます。
家電量販店業界では、ヤマダ電機の売上高が1兆円を超え、圧倒的なトップ地位を築いています。
ビックカメラはヨドバシカメラと同様に都市部の駅前を中心に店舗展開を行っており、ヤマダ電機は郊外に中心に店舗展開していて、3社間では商圏のすみ分けが出来ていましたが、ヤマダ電機も都市部の駅前に出店を開始し始め、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、ビックカメラの三つ巴の競争が、ますます厳しくなっています。
ビックカメラは、創業者である新井隆司が昭和43年に群馬県高崎市にレジャーに結びつく写真の現像という産業は必ず伸びるという確信のもとに「高崎DPセンター」を設立したのがはじまりです。
最初の数日間こそ売上は散々なものでしたが、それ以降は注文が殺到します。
その後、1年半あまりで店舗数が30店を数えるまでに成長します。
その後、カメラ販売部門を分離独立させ、「ビックカラー」を設立し、カメラ部門の販売拡大を目指し、東京池袋に東京支店を開設します。
1980年(昭和55年)11月に新たに「ビックカメラ」を設立し、この東京支店を引き継ぎ池袋店として、カメラの販売事業を開始します。現在に繋がるビックカメラの誕生です。
その後は安値販売を武器に業績を拡大させ、家電量販店で5位となる規模まで成長する事になります。
「ビックカメラ」の社名の由来は...
昔、新井は「高崎DPセンター」の時に視察旅行でバリ島を訪れました。
その時に現地の子供達と木登り競争をしたそうです。
その競争に勝った新井は子供達は「ビック、ビック」と呼ばれたそうです。
この「ビック(BIC)」とは、旧アメリカ領オセアニア地方のスラング(俗語)であり、「すごい、大きい」という意味の言葉です。単に大きいだけでなく、中身のともなった大きさの意味を持っています。
新井はこの時ピンとくるものがあり、いつかこの「ビック」を社名にしようと考え、後に「ビックカラー」とビックを冠した社名に変更します。
ただ大きいだけの石でなく、小さくても光り輝くダイヤモンドのような企業になりたいという新井の希望が込められています。
■ 沿革 ■ ----------------------------------------------
1968年(昭和43年)
株式会社高崎DPセンターを設立する。
株式会社高崎DPセンターのカメラ販売部門を分離して、株式会社ビックカラーを設立する。
1978年(昭和53年)
株式会社ビックカラーから株式会社ビックカメラ(高崎)に社名を変更する。
東京支店を開設する。
1980年(昭和55年)
株式会社ビックカメラを設立する。株式会社ビックカメラ(高崎)の東京支店を引き継ぎ、池袋店とする。
2006年(平成18年)
株式会社ソフマップを連結子会社化する。
■ 企業データ ■ ----------------------------------------
正式社名 株式会社ビックカメラ
住所 〒171-0033
東京都豊島区高田3-23-22
電話番号 03-3986-3836
URL http://www.biccamera.com/
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