メルマガ 第148号 三越

今回は、正面玄関前にあるシンボルのライオン像が有名な

『三越』

を取り上げます。


百貨店業界4位の「三越」は、5位の「伊勢丹」との経営統合を発表しました。


株式会社伊勢丹と株式会社三越との共同持株会社設立による経営統合に関するお知らせ
http://www.mitsukoshi.co.jp/pc/corp/pdf/0070823.pdf


経営統合により、新しい「三越」の歴史がスタートする事になりますが、「三越」の歴史は300年以上も前から始まります。

300年前というと、時は江戸時代で、「三越」の前身となる「越後屋」が開店した時は、4代将軍の徳川家綱の時代です。

「三越」の創業者の三井高利の三井家は代々、三井越後守を名のる伊勢国の武家でした。
高利の父の代に商人となり、酒屋を開業しますが「越後殿の酒屋」として親しまれていました。

28歳で家業を継いだ高利は、51歳となる1673年、江戸に呉服店「越後屋」を開きます。屋号は家業の酒屋が「越後殿の酒屋」と呼ばれていた事にちなんで付けられています。

「越後屋」は江戸幕府御用達にもなり、店は繁盛し江戸屈指の豪商となります。


時は流れ、明治初頭。
明治維新により得意先の武家を失い、また文明開化により洋服が普及し始めた事により、「越後屋」は他の三井財閥の「三井銀行(現・三井住友銀行)」、「三井物産」、「三井鉱山」の様な大きな発展が望めなくなってしまいます。

明治5年(1872年)、「越後屋」は三井家から切り離される事となり、当時の当主の三井得右衛門は、三井の「三」と越後屋の「越」を取り、三越得右衛門と「三越」の姓を名のる事になります。

明治26年(1893年)に、三越得右衛門は「三井」の姓に復姓し、三井得右衛門に戻りました。この時、組織変更を行い「越後屋」は「合名会社三井呉服店」とします。

明治37年(1904年)12月6日、「三井呉服店」の事業を継承し、「三越呉服店」が設立されました。
この時、「デパートメントストア宣言」をして、日本初の百貨店としてスタートします。

昭和3年(1928年)に、「三越呉服店」の社名は、現在の「三越」に変更されます。


「三越」の由来は、三井家の「三」と越後屋の「越」を取り、「三越」としてします。


■ 沿革 ■ ----------------------------------------------

1673年
三井高利が呉服店「越後屋」を開店する。

1893年
合名会社三井呉服店を設立する。

1904年
株式会社三越呉服店を設立する。

1928年
株式会社三越呉服店から株式会社三越に社名を変更する。


■ 企業データ ■ ----------------------------------------

正式社名 株式会社三越
住所   〒103-8001
     東京都中央区日本橋室町1-4-1
電話番号 03-3241-3311
URL   http://www.mitsukoshi.co.jp/


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三越の社名の由来

2007年09月10日 20:00