メルマガ 第155号 TOTO

今回は、トイレ、洗面台などの衛生陶器でトップシェアの

『TOTO』

を取り上げます。


第3回「トイレ川柳」の結果が発表されました。

90周年記念賞(最優秀賞)は...

↓↓↓↓ こちら ↓↓↓↓

TOTO:第3回 トイレ川柳入賞作品発表 2007年
http://www.toto.co.jp/News/senryu/result03.htm


「トイレ川柳」に入賞の90周年記念賞作品(最優秀賞)、優秀賞作品など20句が印刷されたトイレットペーパー型川柳集「トイレ川傑作選3」が11月10日のトイレの日に発売されます。

第3回 トイレ川柳
http://www.toto.co.jp/News/senryu/index03.htm


さて、「TOTO」は、衛生陶器で6割ほどのシェアを持つ会社です。2位は「INAX」になりますが、両社合わせて9割ほどのシェアを占めています。

「TOTO」は森村グループ。「INAX」は「トステム」と経営統合して、住生活グループの傘下の企業ですが、以前は同じ森村グループのグループ企業でした。

では、その歴史を遡ると...

「TOTO」の母体となった「日本陶器」は、森村市左衛門、大倉孫兵衛、大倉和親らにより、明治37年(1904年)に洋食器の生産を目的に森村グループのグループ企業として設立されます。代表社員には大倉和親が就いています。

その和親は、明治維新後、洋風の建築が増え、洋式トイレが普及し始めたのを見て、衛生陶器に興味を持ちます。
とは言っても、この当時の洋式トイレはすべてが輸入品で、また、下水道の整備もほとんど進んでおらず、ごく僅かな需要しかありませんでした。

しかし、和親は将来の衛生陶器の普及を見据えて、自費で「日本陶器」の敷地内に「製陶研究所」を設立し、衛生陶器の研究を開始します。

大正3年(1914年)、ついに試作品が完成します。この試作品は海外品と比べても遜色ない出来ばえのものでした。

そして、大正6年(1917年)に「東洋陶器」を設立し、九州小倉に工場を建設、衛生陶器の生産を開始するのでした。

一方の「INAX」はというと...

「INAX」の創業家である伊奈家は、愛知県常滑市で外装タイルの生産を行っていました。この伊奈家に和親が個人的に出資をし、「伊奈製陶」を設立したのが「INAX」の始まりです。

和親が出資、経営に携わったことにより「伊奈製陶」も森村グループの一員となります。

当初は「東洋陶器」は衛生陶器、「伊奈製陶」はタイルと事業分野を棲み分けていました。しかし、昭和20年(1945年)に「伊奈製陶」が衛生陶器の製造を開始すると、その棲み分けは崩れ、グループ内で競合関係が発生してしまいます。
それでもお互い競合、共存し合う関係でした。

しかし、平成13年(2001年)に「トステム」と経営統合し、森村グループを離れることになり、現在は「住生活グループ」のグループ企業となっています。

「東洋陶器」の方は、昭和45年(1970年)に「東陶機器」に社名を変更し、その社名からとられた「TOTO」を商標として、2007年(平成19年)には、その商標を社名とし、「TOTO」に変更しています。


■ 沿革 ■ ----------------------------------------------

1912年(明治45年)
日本陶器合名会社内に製陶研究所を設立する。

1917年(大正6年)
東洋陶器株式会社を設立する。

1962年(昭和37年)
商標を「Toyotoki」に統一する。

1970年(昭和45年)
東洋陶器株式会社から東陶機器株式会社へ社名を変更する。

1972年(昭和47年)
商標を「Toyotoki」から「TOTO」へ変更する。

2007年(平成19年)
東陶機器株式会社からTOTO株式会社へ社名を変更する。


■ 企業データ ■ ----------------------------------------

正式社名 TOTO株式会社
住所   〒802-8601
     福岡県北九州市小倉北区中島2-1-1
電話番号 093-951-2052
URL   http://www.toto.co.jp/


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【関連リンク】
TOTOの社名の由来


2007年10月29日 20:57