【由来】
「バンダイナムコホールディングス」の子会社「ナムコ」。

ただ、今の「ナムコ」は、昔から存在した「ナムコ」とは違います。

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「ナムコ」の歴史は、1955年6月1日に、横浜の百貨店の屋上に2台の電動木馬を設置したことから始まります。

創業者である中村雅哉は、それまでは父親の経営する会社を手伝っていていましたが、遊戯施設を製造する為、有限会社中村製作所を設立し、アミューズメント事業を開始します。その後、三越などの屋上にも遊戯施設を設置し、業績を伸ばしていきます。

1974年に、米国のアタリ社から「アタリ・ジャパン」を買収し、 ビデオゲーム機事業にも進出します。

「ギャラクシアン」、「パックマン」、「ゼビウス」などのヒット作を連発します。
1983年にファミコンが発売されると、業務用でヒットしたこれらのゲームをファミコンに移植し、こちらもヒット作となります。

1986年には「プロ野球ファミリースタジアム(ファミスタ)」を発売し、200万本を越える大ヒットとなり、ゲームのソフトメーカーとしての地位を築いていきます。

その後、「鉄拳」シリーズや「リッジレーサー」シリーズ、「太鼓の達人」シリーズなどを輩出し、最近では、「機動戦士ガンダム戦場の絆」を送り出しています。



2006年3月31日に「バンダイ」のゲーム事業を統合し、「バンダイナムコゲームス」に社名を変更します。

また、ゲームセンターやテーマパーク等のアミューズメント事業を分離して、従来の社名を受け継ぎ「ナムコ」としています。

現在の「ナムコ」は、「旧ナムコ」から分離して誕生した会社なのでした。

その「ナムコ」の社名の由来は、もともとのブランド名であった「NAMCO(ナムコ)」からとられていますが、その「NAMCO」は、創業時の社名「中村製作所」の英語表記である「Nakamura Amusement Machine Manufacturing Company」の頭文字をとって付けられています。


【沿革】
1955年(昭和30年)
有限会社中村製作所を設立する。

1959年(昭和34年)
株式会社中村製作所に組織変更する。

1963年(昭和38年)
東京、日本橋三越本店の屋上に「ロードウエイライド」を設置する。

1971年(昭和46年)
「NAMCO」ブランドを使用開始する。

1977年(昭和52年)
「中村製作所」から「ナムコ」に社名変更する。

1979年(昭和54年)
業務用ビデオゲーム「ギャラクシアン」を発表。

1983年(昭和58年)
業務用ビデオゲーム「ゼビウス」を発表。

1996年(平成8年)
「ナムコ・ナンジャタウン」を東京・池袋にオープン。

2005年(平成17年)
「バンダイナムコホールディングス」を設立し、「バンダイ」と経営統合。

2006年(平成18年)
「ナムコ」から「バンダイナムコゲームス」に社名変更する。
「バンダイ」のゲーム事業部門を統合。
アミューズメント事業を分離して、「ナムコ」を設立。

2008年(平成20年)
「バンプレスト」のゲーム事業部門を統合。


【会社概要】
正式社名  株式会社バンダイナムコゲームス
カナ表記  バンダイナムコゲームス
英文社名  NAMCO BANDAI Games Inc.
本社住所  〒140-8590 東京都品川区東品川四丁目5番15号
電話番号  
業種    その他製品
公式サイト http://www.bandainamcogames.co.jp/
株価    7832 バンダイナムコホールディングスの株価
 






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