森永製菓

【由来】
エンゼルマークが有名な「森永製菓」。

「森永製菓」にはたくさんのロングセラー商品があります。
「ミルクキャラメル」、「エンゼルパイ」、「ミルクココア」「チョコボール」などなど...

でも、森永と言えばやっぱり「ミルクキャラメル」ではないでしょうか。
日本で最初にキャラメルを作ったのは、森永製菓の創業者でもある森永太一郎(もりながたいちろう)であります。

森永製菓の社名の由来は想像がつきますね。創業者である森永太一郎の姓からとられているのです。


森永製菓の歴史はキャラメルと共にあります。
創業時からキャラメルを販売していた森永ですが、キャラメルの風味や保存性に問題があり、売れ行きは決して良くはありませんでした。

実は、当時の森永のキャラメルは、バターやミルクが多く使われており、乳製品の風味が強い商品で、日本人にはあまり好まれず、お客は主に西洋人が多い状態でした。また、原料の砂糖も、品質の良い外国産は非常に高価で、品質の悪い国産の精製糖を使わざるをえない状況でありました。

それでも、乳製品の配合を減らしたり、保存性を良くしたりと、地道に品質改良を続けます。
明治後期から大正にかけて乳製品の栄養価値が注目され、バターやミルクが愛好され始めた事から、原料の乳製品配合を増やし、大正2年、「ミルクキャラメル」と言う名前で新発売し、好評を得ます。

また、携帯できるお菓子をというニーズの高まりもあり、翌大正3年には紙製の容器に入ったポケット用ミルクキャラメルを発売します。
これが大ヒットとなり、現在まで続くロングセラー商品となっています。

もう一つ、森永で忘れてはいけないものがあります。
チョコボールのキョロちゃんです。

昭和44年以来、40年以上の間続いている「おもちゃのカンヅメ」のプレゼントも有名です。

チョコボール 製品サイト|森永製菓


【沿革】
1899年(明治32年)
前身の森永西洋菓子製造所を設立する。

1912年(大正元年)
森永製菓株式会社となる。

1914年(大正3年)
ポケット用箱入りミルクキャラメルを発売する。

1919年(大正8年)
ミルクココアを発売する。

1961年(昭和36年)
エンゼルパイを発売する。

1967年(昭和42年)
チョコボールを発売する。


【会社概要】
正式社名  森永製菓株式会社
カナ表記  モリナガセイカ
英文社名  MORINAGA & CO.,LTD.
本社住所  〒108-8403 東京都港区芝5-33-1
電話番号  03-3456-0115
業種    食料品
公式サイト http://www.morinaga.co.jp/
株価    2201 森永製菓の株価






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